茶道具の老舗窯元が作った、紺碧のカップ＆
ソーサー。丁寧に付けた、幅広で指になじむ
優美な形のハンドル。丸く引かれたカップの
曲線に、不昧公好みの粋を感じさせます。
濃い紺色と青のグラデーションは、映える姿
ではないのですが、とても使いやすく美しい。
用の美を感じさせる逸品です。出雲国は松江
から届くたおやかな器で、おだやかなひと時、
『亡中閑』探してみませんか。
雲善窯は、藩主不昧公より号と印を拝領した
由緒ある窯元。『温故知新』を求めて、当代は
日々作陶を続けています。伝統の殻を破る
努力に、敬意を表するばかりです。

不味公の代から２６０年余続く、山陰の古窯は
今１０代目土屋知久氏が、温故知新を模索。
布志名焼、雲善窯の作品です。

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