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産地紹介
北は秋田から南は沖縄と、各地の手仕事のしなものを揃えています。
お気付きですか。陶磁器の産地は、南の方に偏っています。粘土が凍ると割れてしまいます。だから北の地方では、あまり作られていません。木のものは、北の方に多くあります。寒い所は、木目の細かい良質な木がとれるからです。また仕上げに使う漆の産地も、岩手の浄法寺などにあります。
こうしたわけで、気候によってできあがるものが違ってきます。
秋田の杉、南部の砂鉄と砂、益子・伊賀・備前・砥部・小鹿田・波佐見の粘土、また各地でそれを支え続けた支配者と職人。こう考えると、人の力は最大の資源なのかもしれません。