龍門司焼

龍門司焼とは

鹿児島には幾つかの産地がありましたが、今は龍門司と沈壽官で有名な苗代川になっています。幕末には華麗で繊細な錦手を『SATSUMA』ブランドとして、世界に送りたこともあります。その中、龍門司は独特の黒に磨きをかけ、他の薩摩焼とは一線を画したものとしました。
伝統的に、釉薬などの原料はほとんど地元で調達しています。薩摩の大地がくれた、薩摩らしい焼き物です。
特徴

もう一つが、三彩です。少しクリームがかった白にエメラルドグリーンと緋色が重なり、唐三彩を思わせる出来です。優しさとぬくもりを、存分に手の平に伝えてくれる器たちです。
桜島の灰と大地が育んだ器。必見です。
窯元紹介

5つの窯の連なった登り窯で、一度に3,500個。年数回の窯焚きで、作品を送り出しています。自給自足の作陶を続け、窯を守り火を入れ、加治木と一つになった窯元です。
